第59回景況調査 集計結果

 景況感  「建設業」で大幅に改善 

  【 景 況 感 】

全業種平均の景況感では、「良い・やや良い」の数値は13.3%(前回9.2%)で4.1ポイント増加し、「悪い・やや悪い」の数値は52.0%(前回61.3%)と9.3ポイント減少となった。
業種別においては、製造業「悪い・やや悪い」が56.5%(前回調査61.4%)、卸小売、飲食含でも「悪い・やや悪い」が53.4%(前回調査63.8%)サービス業その他「悪い・やや悪い」が55.2%(前回調査53.9%)となった。建設業においては「悪い・やや悪い」39.6%(前回調査69.8%)と大幅に改善しており、回復傾向を示す結果となった。

  【景気・売上高の見通し】

この先の景況感予測では、全業種平均で「横ばい」が46.7%(前回調査45.8%)であり、「少し悪くなる・最悪になる」が28.5%(前回調38.0%)で、前回より9.5ポイント減少し、「かなり良くなる・少し良くなる」は23.5%で(前回調査15.1%)。8.4ポイント増加した。
また、この先の売上高予測においては、「ほとんど変わらない」が42.1%(前回調査33.2%)で、8.9ポイント減少する結果となった。

  【 売 上 高 】

対前年売上高では「ほとんど変わらない」が36.0%と最も多く、次いで「1〜30%下落」が29.3%となった。製造業においては、「1〜30%下落」が33.3%と最も多い結果となった。
「ほとんど変わらない」では卸小売(飲食含)が36.2%(前回調査22.5%)13.7ポイント増加、建設業は39.6%(前回調査30.2%)となり、9.4ポイント増加、サービス業その他は38.8%(前回調査32.1%)となり6.7ポイント増加となった。

  【経営上の問題点】

経営上の問題点については、全体では「仕入単価の上昇」が18.8%、「電力料金の上昇」が16.6%となった。
次いで、「原料・材料の高騰」「従業員の確保」「経費の増加」「事業資金の返済難」が上位になるなど、問題点は様々である。

  【 経 営 戦 略 】

経営戦略については「新規取引先の開拓」が18.6%と最も多く、次いで「販売体制・営業活動の強化」が16.4%となり、経営上の意見・要望では「経営革新への支援」が19.2%「情報化支援の充実」が18.5%、「人材確保、人材不足解消に対する支援」が14.7%との結果になった。

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       (今回調査)
 卸・小売(飲食店含む) 58
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 サービス業その他 67
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