第65回景況調査 集計結果

景況感 全体で改善傾向であるが業種別で分かれる


  【 景 況 感 】

 全業種平均の景況感では、「良い・やや良い」の数値は13.7%(前回調査10.9%)で2.8ポイント増加し、「悪い・やや悪い」の数値は49.6%(前回調査 51.9%)と2.3ポイント減少となり改善傾向を示した。  業種別においては、「良い・やや良い」の数値では卸小売業(飲食含)が14.3%(前回調査5.6%)、製造業で23.1%(前回調査13.6%)と改善を示したが、建設業では、10.4%(前回調査12.5%)、サービス業その他で8.0%(前回調査12.3%)と悪化を示す結果となった。

  【景気・売上高の見通し】

 この先の景況感予測では、全業種平均で「横ばい」が38.8%(前回調査49.6%)で前回より10.8ポイント減少し、「少し悪くなる・最悪になる」47.5%(前回調査33.7%)で、13.8ポイント増加、「かなり良くなる・少し良くなる」は13.0%で(前回調査14.4%)1.4ポイント減少となり悪化を示す結果となった。 また、この先の売上高予測においては「ほとんど変わらない」は37.9%(前回調査49.6%)で、11.7ポイント減少する結果となった。

  【 売 上 高 】

 対前年同期売上高では、「1〜30%下落」が32.5%(前回調査33.3%)と最も多く、次いで「ほとんど変わらない」が30.8%(前回調査36.8%)となった。 「1〜30%下落」では、卸小売業(飲食含)が42.9%(前回調査42.3%)で0.6ポイント増加、製造業で40.0%(前回調査28.8%)と11.2ポイント増加となった。 「ほとんど変わらない」では、建設業が36.2%(前回調査46.4%)10.2ポイント減少、サービス業その他は38.7%(前回調査36.9%)で1.8ポイント増加する結果となった。

  【 米国関税に関する影響 】
 米国関税に関する影響については、「多少の影響がある」が30.8%次いで「影響はない」が27.9%の結果となり、米国関税政策への対応について「特に対策は取らない」が47.5%と最も多く、次いで「わからない」が29.2%との結果となった。

  【 中東情勢の悪化に伴う原油価格高騰について 】
 中東情勢の悪化に伴う原油価格高騰については「対策をとる」が製造業で53.8%、建設業で50.0%、「特に対策は取らない」が卸小売業(飲食含)で40.5%、サービス業その他で56.0%との結果となった。

  【賃金引き上げについて】

 賃金引上げについては「賃上げを実施した」が35.4%、「同水準を維持」が40.8%との結果となった。業種別では「賃上げを実施した」では製造業52.3%、「同水準を維持」ではサービス業その他50.7%、卸小売業(飲食含)38.1%、建設業で48.3%の結果となった。

  【経営上の問題点】

 経営上の問題点については、全体では「仕入れ単価の上昇」が21.4%、と最も多く「原材料・材料の高騰」が20.6%、「従業員の確保」が11.4%となった。次いで、「受注量(額)の停滞・減少」「電力料金の上昇」「経費の増加」と続いた。

  【 経 営 戦 略 】

 経営戦略については、「新規取引先の開拓」が18.2%と最も多く、次いで「合理化・コストダウン」が17.5%となり、経営上の意見・要望では「人材確保、人材不足解消に対する支援」が28.7%、「雇用関係助成金の充実」が15.0%、「融資制度等の金融面での支援の充実」が14.3%の結果となった。

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